シン・ローマ字配列

パソコンでのローマ字入力に最適な配列をめざして作った配列です。
英語の入力にも配慮しています。

コンセプト

キーボードでの入力には、qwerty配列と呼ばれる配列が広く使われていますが、
この配列による入力は非効率で、「わざと入力しにくくした」とも言われています。
これまで多くの方々によってqwerty配列に代わる様々な配列が考案されましたが、
ほとんどが「親指には1字も配置しない」というqwerty配列の悪弊を踏襲しています。

親指は最も力を入れやすく、疲れにくい指です。
5本の指を全て有効活用することで、ラクにキーボードからの入力を行うことができます。
新たに作った配列を、私の名前にちなんで「シン・ローマ字配列」と名付けます。

キーボードの配列を示す図です。
シン・ローマ字配列

特徴

・親指にも文字を割りあてています。
・左手のホーム位置に母音を集めています。
 5本の指に5つの母音を配置しています。
・ctrlキーと併せて よく使う c、p、v、xを左手に集めています。

 ※親指にも文字を配置するため、キーボードによっては使用できないことがあります。

互換性

・dvorak配列に似ています。
 13のキーがdvorak配列と同じ位置にあります。

Dvorak配列

・qwerty配列からの乗り替えのしやすさは、考慮していません。
 4つのキーがqwerty配列と同じ位置にあります。

Qwerty配列

英語を打つときの使い勝手

・英語に頻出する次のような連続する文字は、1文字目と2文字目を別の指で打つようになっています。
 th, he, in, er, an, re, on, at, en, nd, ti, es, or, te, of, ed, is, it

・次のような頻出する3文字でも続けて同じ指を使うことはないようになっています。
 the, ing, and, her, ere, ent, tha, nth, was, eth, for, dth

・英文における連続する文字の出現頻度
 【外部サイト】What is the Most Efficient Keyboard Layout?
  http://xahlee.info/kbd/most_efficient_keyboard_layout.html
 【外部サイト】アルファベット出現率
  https://tex2e.github.io/blog/crypto/letter-frequency